Test automation platform TricentisがSeaLightsを取得
Tricentisは、開発者がコード内のバグを見つけるのを支援する、資金力のあるテスト自動化プラットフォームです（もちろん、AIの助けを借りて）。本日、同社が、コードの変更に焦点を当てることで、自動テストプロセスをより効率的にするスタートアップであるSeaLightsを取得したことを発表しました。
両社は取引価格を明らかにしていませんが、2015年に設立されたSeaLightsは、2021年に3000万ドルのシリーズAラウンドを含む総額5000万ドルを調達したことが注目されます。同社の投資家には、Red Dot Capital、Deutsche Bank、Translink Capital、Shasta Ventures、Blumberg Capital、Cisco Investments、TLV Partners、Wipro Venturesが含まれています。
SeaLightsのCEO兼共同創業者であるEran Sherは、「継続的なテストと品質エンジニアリングのリーダーであるTricentisと連携できることを大変うれしく思います。この買収は、私たちの旅路で重要な節目となり、影響を拡大することができます。私たちは一緒に、組織がソフトウェア品質に取り組む方法を変革し、よりインテリジェントで効率的かつ信頼性の高いものにします。私たちの結集した専門知識は、次世代の品質情報を推進し、業界の新たな基準を設定するでしょう。」と述べました。
SeaLightsは、基本的には、どのコードが変更されたかを継続的にチェックし、テストをそれらの変更にマッピングします。さらに、機械学習を使用して、新しいコードがテストソリューションでカバーされていることを確認し、それらの変更がどれだけリスクがあるかを定量化しようとします。
Tricentisは、これらの機能を統合して、「AIを活用した品質情報」を提供し、テスト影響分析、品質リスク管理、および原因分析を含むと呼んでいます。
TricentisのCEOであるKevin Thompsonは、「Tricentisは、ソフトウェア品質情報の充実したカバレッジでSAP環境の分野をリードし、SeaLightsの追加機能によって、包括的な品質情報ソリューションの支配力を、幅広いアプリケーションと環境にさらに拡張します。」と述べました。
Tricentisにとっては7番目の買収となります。同社が行った最後の買収は、昨年7月に発表したWaldoでした。
